ギャラリーに戻るBokushin · Demo

FOUNDED · 昭和四十二年

書は、速さではなく、
身体の記憶で書く。

京都 · 岡崎。59年前に、ひとつの教室から始まりました。楷書・行書・草書、篆刻、そして自らの作品作りへ。私たちが教えるのは「技」ではなく、筆と紙に向き合う静けさです。

京都・岡崎の岡崎書道教室の外観

本塾 · 京都岡崎

京都・岡崎の町家にて、

築百年を超える格子戸の奥、灯りの下に稽古場があります。

STROKE ORDER

漢字に触れて、運筆を知る

下の文字にカーソルを合わせると、筆順をご覧いただけます。

つき / 月
こころ / 心
しずか / 静
みち / 道

筆順・強弱・止め・はね・払い — 一文字ごとに身体で覚えます。

永字八法

一字に宿る、八つの所作。

「永」の一字は、漢字の主要な筆法をすべて含みます。初級の稽古は、この八つの動きから始めます。

01
Sokuhō

転落する岩のごとく打つ

02
Roku

横画

馬の口を引くように張る

03
Do

縦画

努めて真直ぐに立てる

04
Teki

脚で素早く蹴り上げる

05
Saku

短く上へ跳ね上げる

06
Ryaku

長く左下へ払う

07
Taku

短撇

鳥が啄むように速く短く

08
Taku-biki

右下へ広がるように終える

PHILOSOPHY

書く前に、
息を整える。

墨をする時間は、心を沈める時間です。指先で硯を回す三分の間に、一日の雑念が薄らいでいきます。墨心では、この「墨をする時間」を授業の一部として扱い、技法よりも先に、まず姿勢と呼吸を学びます。

書くのは、結果ではありません。筆が紙に触れた瞬間の空気そのものです。ですから上手に書く必要はありません。丁寧に書くことだけを、大切にしています。

— 墨心学院 第三代 師範 · 奥村 蘭秀

← 右から左へ読みます · TATE-GAKI

沿革

三代にわたる継承

1966年、京都・岡崎の一室から。

  1. 1966

    墨心会、京都・岡崎にて開塾。初代 · 奥村 梅舟 師範。

  2. 1984

    第一回 社中展を京都府立文化博物館にて開催。

  3. 1998

    二代目 · 奥村 梅秀 師範、襲名。

  4. 2003

    三代目 · 奥村 蘭秀 師範、襲名。

  5. 2018

    『墨の気配』(求龍堂)出版。

  6. 2024

    第29回 社中展、ミラノ巡回展 開催。

COURSES

三つの階梯

初級

楷書のいろは

全 12 回 · 月 2 回 · 90分

筆の持ち方から。永字八法を中心に、正しい姿勢と点画の基本を身につけます。

中級

行書 · 流れを読む

全 16 回 · 月 2 回 · 90分

楷書を学んだ方へ。古典臨書を通じて、文字の気脈と間を身体で捉えます。

上級

草書と創作

全 24 回 · 月 2 回 · 120分

古典の精読と、個の作品制作へ。展覧会出品をめざす方向けの深耕コース。

時間割

週のリズム

全講座、完全予約制。見学は随時お受けしています。

初級

14:00

中級

18:30

初級

10:00

上級

15:00

中級

18:30

初級

9:30

中級

13:00

上級

16:00

上級

10:00

伝統的な日本の風景画OKUMURA · 蘭秀

MASTER

第三代 師範 · 奥村 蘭秀

京都市立芸術大学 美術学部 卒業。書家 故 奥村梅秀(第二代師範)に師事、2003年に学院を継承。毎日書道展 審査会員。「墨の気配」(求龍堂、2018)著者。個展を東京・京都・ミラノで開催。

"Writing is not an expression of the self. It is an act of listening to what the brush already knows."

稽古の風景

筆と、紙と、息と。

稽古は、言葉の少ない時間です。下の写真は、ある一日の記録。

初級 · 臨書AI生成
初級 · 臨書
行書の稽古AI生成
行書の稽古
師範の指導 · 永字八法AI生成
師範の指導 · 永字八法
字源をたどるAI生成
字源をたどる
夕方の稽古AI生成
夕方の稽古
社中展を前にAI生成
社中展を前に

門下の声

生徒さんから

筆を持つと、肩の力がふっと抜ける場所。技を教わるだけでなく、静けさを教わっている気がします。

松田 明子

中級 · 4年目

ストックホルムから稽古のために来ました。教わったのは技術ではなく、時間の流れ方。気がつけば一時間、手が先に覚えています。

Henrik Berg

初級 · 2年目

ここで習った人は、みな姿勢がいい。筆法の前に呼吸を教わるから、自然と身体が整うのです。

西村 健司

上級 · 12年目

掲載

NHK E テレ · 2022The Japan Times · 2023日本経済新聞 · 2023毎日書道展 特選 · 2024求龍堂『墨の気配』· 2018Kyoto Journal · Issue 98

ENROLLMENT

次の期は、
五月より開講します。

全講座、先着制(各クラス 8 名まで)。体験会にご参加後、入学のお手続きをご案内します。紙と筆は、ご入学時に一式お渡しします。